今日の映画は「顔のないヒトラーたち」

顔のないヒトラーたち

<2014年 ドイツ>

監督
ジュリオ・リッチャレッリ

キャスト
アレクサンダー・フェーリング
フリーデリーケ・ベヒト
アンドレ・シマンスキ

ドイツの歴史認識を変えたアウシュヴィッツ裁判までの苦闘を描く実話。

今日はナチス犠牲者記念日。ナチスの出来事がある日の数ほどホロコースト関係の映画も多く存在します。
そこまで世界を震撼させた出来事なんだと再確認させられます。

「顔のないヒトラーたち」は戦後、人々は戦争の記憶を忘れつつあった日々に、大きな野心を抱く検事が1963年にアウシュビッツ裁判を実現させる苦闘を克明に描かれている作品です。
この裁判は、ドイツ社会の「過去との対決」へ突き動かした、重要な出来事でした。

1950年代~60年代の西ドイツでは、ナチスの犯罪を糊塗したり、矮小化しようとしたりする傾向が強く、社会の非ナチ化は表面的にしか行われませんでした。西ドイツの諜報機関や警察、外務省、法務省などには、元ナチス党員らが数多く働いていました。

そんな大勢の表面化させないようにしている人々に向かって罪を問う正義感があり、今のようにナチスの犯罪を謝罪し、批判し、謝罪する国是にならなければまた同じような行いが…と思うと恐ろしいです。