【映像リリース情報】”この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?”一生忘れない、あの夏が始まる。 「ペンギン・ハイウェイ」

森見登美彦による日本SF大賞を受賞した小説を、新世代の才能と、日本屈指の実力派スタッフ・キャストが集結し、無限の可能性を秘めた少年の瞳を通して“果てしない世界の謎”と“冒険”を鮮やかに描き出した、心弾む青春ファンタジー!

スタッフ

監督:石田祐康
原作:森見登美彦
脚本:上田誠
キャラクターデザイン:新井陽次郎
演出:新井陽次郎
制作:スタジオコロリド

キャスト

北香那(アオヤマ君)
蒼井優(お姉さん)
釘宮理恵(ウチダ君)
潘めぐみ(ハマモトさん)
福井美樹(スズキ君)
能登麻美子
久野美咲
西島秀俊(アオヤマ君のお父さん)
竹中直人(ハマモトさんのお父さん)

概要

短編「陽なたのアオシグレ」「台風のノルダ」を手がけたスタジオコロリドの期待の第1回長編作品となり、新鋭・石田祐康が監督、新井陽次郎がキャラクターデザインを担当している。
小学四年生の少年アオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録する。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、「きっと将来は偉い人間になっているだろう」と自分でも思っている。そんなアオヤマ君にとって何より興味深いのは、通っている歯科医院の“お姉さん”。気さくで胸が大きくて、自由奔放でどこかミステリアス。“お姉さん”はオトナびた賢いアオヤマ君を、ちょっと生意気なところも含めかわいがっていた。夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか…。ペンギンの謎を解くべく研究をはじめるアオヤマ君は、“お姉さん”が投げたコーラの缶が、ペンギンに変身するのを目撃する―。

夏の青過ぎる空をバックに「少年!」と呼びかける、少し低い声のおねえさんの声で始まる大冒険。 “お姉さん”とペンギンの関係とは?そしてこの謎は解けるのか―?
“お姉さん”が投げたコーラ缶がペンギンに変わるというキテレツな設定と、かわいいペンギンのビジュアルが気になる本作は、ファンタジックでミステリアスな世界観と程よい冒険、友情が描かれ、とても満足度の高い作品になっている。色々なことが日記形式で書かれていて、酸いも甘いもあり、さらには奥深なSF要素もある原作の良さを、この映画化は見事に引出し、また綺麗で躍動的な映像表現で軽やかな疾走感と瑞々し少年の成長や夏感、冒険や不思議なSF感も感じられるという素晴らしいさ。
理解力思考力分析力の高いアオヤマ君、自己肯定をしっかりできて、その結果“お姉さん”のおっぱいをもしっかり肯定する所、最高に素敵。独特なアオヤマ君の話し方もお姉さんの話し方も不思議なリズム感で心地良い。個人的には、ちょいちょい登場するアオヤマ君のお父さんは何している人なのか気になるところ。息子への接し方がとってもスマートで、アオヤマくんが日々記録するノートに、良い名前だね、なんてこっそり付箋メッセージをつけるお父さんの癒し力の高さったら!
蒼井優の“お姉さん“もハスキーな声でとても素敵なら、エンディングでは、宇多田ヒカルがこの映画のために書き下ろした「Good Night」も素晴らしく好印象で、どちらも作品の魅力を引き立てていて必聴!
ワクワクと夏の香りとノスタルジア、そして不思議な“お姉さん“と世界の謎、さらに泣けるほどの切ない余韻という映画の良し悪しを語るうえで最も重要な要素も持っているこの作品。少し不思議なSFファンタジーという言葉で片付けてしまうにはもったいない、何とも爽快で気持ちのいい良作!これをおススメしない理由はありません。ぜひ、観て頂きたいお勧めの1本!