DJ SAKAIDER 第3弾コンピ全国発売記念

「売れる売れないは別にして」とは?以前社内向け音楽リリース通信みたいなものを毎週やっていたのですが、本社から「ああゆうのやって」と依頼があったので、その通信の最後にいつも「売れる売れないは別にして」という市況を無視した個人的趣向の名盤を紹介していたのでそんな感じでやらせていただきます。まずは第1回ということなんで7月18日に私、DJ SAKAIDERが選曲・監修した「Bitter Grooves -pre-AOR styled SOUL-」というコンピCDがP-VINEからリリースされるのでそれを紹介させていただきます。ええ、宣伝です。わかる人にはわかると思うのですがまずP-VINEからのリリースということに意味があるんです。僕ら世代の憧れのレーベルですからねえ。

DJ SAKAIDER
選曲・監修コンピCDとして2015年「NEO BLUE EYED SOUL -AOR style-」、2016年「NEO BLUE EYED SOUL -City Pop style-」、2018年「Bitter Grooves-pre-AOR styled SOUL- 」をリリース。2016年枚方蔦屋書店オープン記念オリジナルコンピCD「PLUS ONE TIME」も選曲。WAVE、VIRGINを経て現在TSUTAYA勤務。

これで4枚目になるんですが今回のコンセプトは「AOR誕生前夜のソウルミュージック」です。
3年程前に「NEO BLUE EYED SOUL -AOR style-」という「21世紀産のAORコンピ」というのを出したのですがある意味それとAORを軸にした対極のコンセプトです。
ざっくり言えばSAKAIDER版フリーソウルです。ここ最近何かと話題のシティソウルムーブメントですがSAKAIDER名義のコンピがすっぽりそのままハマることを考えるとなかなか感慨深いものです。
ということでさらっと全曲ふれていきます。

1. A Train – Baby Please

今回どうしても1曲目に入れたかった楽曲でさんざんわがままを言い紆余曲折ありましたが無事収録されました。理屈不要のイントロキラー曲。

2. Chocolateclay – Free (I’ll Always Be) 

マイアミ・ソウルならではのうねるグルーヴなんですがそこにAORチックな微妙な洗練が醸し出されるメロウネス。こもった音でもクール。

3. Ted Coleman Band – Can You Feel It 

ベースラインがうねりまくるヴィブラフォンレアグルーヴの逸品。やる気の無いような無気力ヴォーカルも逆に味わいに。

4. Master Plan Inc. – Try It, You’ll Like It 

冒頭からダ・チー・チー・チー炸裂のメロウネス・ソウル・ファンク。AOR?でしょうがそこはニュアンスが伝わればということで。

5. Thelma Houston – Summer Nights (Are Made For Making Love) 

かつてマリーンもカヴァーしたマッスルショールズ録音のトロピカルメロウグルーヴ。イントロギターフレーズで瞬殺。

6. Sylvia Striplin – Look Towards The Sky 

ロイ・エアーズ関連の中でも人気が高い1枚から。イントロからして日本の80年代シティポップを彷彿させるお洒落サウンド。

7. Milton Wright – Keep It Up 

今回のコンピの中でも最も有名曲ではないでしょうか。ベティ・ライトのお兄さんによるフリーソウルシーンでも人気楽曲。

8. L’il Albert – Outrageous 

レコードになればA面のラスト曲!、と想定して選んだ楽曲。ハワイ産レアグルーヴの贅沢なメロウヴォーカルもの。

9. Penny Goodwin – What’s Going On 

レコードになればB面の1曲目!、と想定して選んだ楽曲。粋なピアノで始まるジャジーソウルなマーヴィン・ゲイのカヴァー曲。

10. Timeless Legend – (Baby) Don’t Do This To Me 

イントロから夏なんです。甘茶コーラスグループが繰り出す絶品ハーモニーと暑苦しさをいさめるクールなサウンドがたまらない。

11. Lee McDonald – We’ve Only Just Begun 

カヴァーのクセがすごい!カーペンターズも歌ってたロジャー・ニコルス楽曲なんですがもはや原曲がわからないイジり放題グルーヴ。

12. People’s Pleasure – Dreaming Our Lives Away 

正直申しますとPeople’s Pleasureの他の曲を選んでたんですが私の申請ミスでこの曲に。がしかし逆にバランスが最高に。

13. Matthew Larkin Cassell – Fly Away 

不世出シンガー・ソングライターのMatthewはイイ曲が多すぎて散々悩んだ結果この曲に。ゴージャスでソリッドなAORナンバー。

14. James Walsh Gypsy Band – The Caves Of Altamira 

スティーリー・ダンのカヴァー曲。おじさんが歌ってるんですがおばさんが歌ってると思って聴いたら良さ2倍増しの楽曲。

15. Leo’s Sunshipp – Madame Butterfly 

今回選曲するにあたってブラコンっぽい曲は外すしばりで作ったのですがこの曲がその上限楽曲でした。マーヴィン風ニューソウル・レアグルーヴ。

16. The Lewis Connection – Got To Be Something There 

デビュー前後ぐらいのプリンスが参加してる超レア音源。コンピのラスト曲はまずこの曲を想定してから選曲始めました。

今回も許諾の壁によりはじかれる申請曲もたくさんありましたが全16曲良質にまとまったと思います。
心ある音楽ファンの方々に聴いていただけたら幸いです。
ちなみにレンタル解禁も7月18日です。
今後シティソウルも盛り上がっていくでしょうしせっかくなんで次回は3年前の「NEO BLUE EYED SOUL -AOR style-」についてふれてみましょう。

おすすめリンクはこちら

http://p-vine.jp/music/pcd-20388