365日映画を観よう。今日は池脇千鶴の誕生日なので…「ジョゼと虎と魚たち」の映画をご紹介。

今日は俳優、池脇千鶴の誕生日。
沢山の役を演じる彼ですが、普通のどこにでもいそうな大学生を等身大で演じている「ジョゼと虎と魚たち」を本日はご紹介します。

原作は田辺聖子の短編の恋愛小説です。
かんたんなあらすじは、足が不自由な池脇千鶴演じる女の子ジョゼと、大学4回生の楽観的などこにでもいるようなだらしない性格の妻夫木聡演じるつねおがひょんな事で出会い、お互い惹かれ合っていく作品。

PG12指定の作品で、愛情表現の直接的な部分も繊細に描かれていてそこでのささいなやりとりも、心に残ります。

全体的に雰囲気が良くって、冬の海をロマンチックな場所にしたのもこの作品じゃないのかな、って思います。

それよりも、ご飯を作ったり・一緒に食べたり・些細な日常会話・お出かけ・足が不自由なジョゼをつねおがトイレをさせてあげる等の二人の些細なやりとりがとても雰囲気がよくて、何だかいい気分になりました。

些細なやりとりが誰しもが経験のある事だから、こんなに共感できるのかなと思います。
笑いあったり、喧嘩したり、気持ちが近づいたり、離れたり。

日本の映画ならではの、切ない細かな心情を描いたシーンとくるりの曲がとてもほろりとふいに流れてくる涙をさそいます。

エンドロールに流れるくるりの「ハイウェイ」。これが流れている時にこの物語と自分の経験を反芻してしまいます。

なんとなく、夜中に1人でひっそりと観て自分の中の感情に浸って観て欲しい作品です。