今日の映画は「愛のコリーダ」

愛のコリーダ

<1976年 日本 フランス>

監督
大島渚

脚本
大島渚

キャスト
藤竜也
松田暎子
中島葵
芹明香
阿部マリ子

朝から紹介する映画かどうかなのですが…

今日は5/18。世間を騒がせた阿部定事件が起きた日です。

阿部定という女性が不倫相手の男性と性交渉中に男性の首を締め殺してしまい、相手の局部だけ切り取ったという事件です。
当時は猟奇的で衝撃な事件だった事から、庶民の興味を強く惹いた事柄でした。

それを大島渚監督が映画化したものがこの「愛のコリーダ」という作品です。

「コリーダ」とはフランス語で、闘牛を意味します。

愛の闘牛。観て納得のタイトル通りの作品でございます。
荒く、衝撃的で落ち着くことがない愛欲に溺れた愛を描いた作品です。

旅館の中居をしていた定と、その経営者吉蔵が不倫をして、本妻になれない定の少し歪んだ愛情に吉蔵も飲み込まれていくお話です。

画的には性的描写が殆どで衝撃や刺激が強いのですが、定のメランコリックで病的なな気持ちが、その性的描写に描かれていて欲しても欲しても手に入らない何かがあり、切なさを感じた作品でした。

もちろん、裸でいる方が全編通して半分以上なのでは…?と思うくらいなのでR-18指定の作品です。

内容より話題になるのが、日本映画初の本番行為や局部のアップ、局部切断など衝撃的な描写が多く、世間を騒がせ、わいせつ物頒布等の罪で起訴されたりしました。

芸術的に素晴らしい作品で2000年に無修正やノーカット版が日本で上映された事が監督が表現したかったものを上映する事ができました。

藤竜也というと、もうおじいちゃんで渋めの俳優さんですが、吉蔵役の時はとってもかっこよかったです。今の華奢な女性的なイケメンとまた違う男らしさと色っぽい!!

もうお亡くなりになった定役の松田英子も体をはった演技と水々しい美人で大人っぽいのですが、時々少女の様な発言や照れたり、ワガママいう所が可愛らしかったです。

まあ、かなりの衝撃はありますが美しいです!!